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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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実家の両親は「ロシア支持」 クリミア出身女性の苦悩

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ウクライナとの国境地帯(後方)が見える場所に立つオリガ・ルミャンツェワさん。西日を受けて影は国境の方へ伸びている=ポーランド東部のコルチョバで2022年3月14日午後、小出洋平撮影
ウクライナとの国境地帯(後方)が見える場所に立つオリガ・ルミャンツェワさん。西日を受けて影は国境の方へ伸びている=ポーランド東部のコルチョバで2022年3月14日午後、小出洋平撮影

 ウクライナの戦火を逃れてポーランドに避難してきたオリガ・ルミャンツェワさん(27)は14日、2週間ぶりに故郷を見ようとポーランド側から国境線の柵のすぐそばまで来た。林や草原が広がるのどかな景色で、柵の向こうから犬の鳴き声が聞こえてくる。「こんなに近いのに、今はカナダより遠くに感じます」。そう語ると、目から涙があふれてきた。「戦争中の国の空はどんよりしていると思い込んでいました。でも空は青く美しいままです」

 ソ連崩壊3年後の1994年、ウクライナ南部クリミア半島で生まれた。父はロシア・シベリア、母はウクライナ南部オデッサの出身で高校卒業までは家でも学校でもロシア語を使っていた。2012年に首都キエフの大学に進学した時は「ウクライナ語がうまく話せませんでした」。友達との交流を通じて次第に上達した。

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【ウクライナ侵攻】

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