ライチョウ、初の野生復帰なるか 夏に動物園から中央アルプスへ

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中央アルプス・木曽駒ケ岳から移送されたライチョウの母鳥とひな3羽=長野県長野市の茶臼山動物園で2021年8月(環境省提供)
中央アルプス・木曽駒ケ岳から移送されたライチョウの母鳥とひな3羽=長野県長野市の茶臼山動物園で2021年8月(環境省提供)

 環境省による中央アルプスのライチョウ復活計画で、同省は8月上旬、長野県長野市茶臼山動物園と那須どうぶつ王国(栃木県那須町)で繁殖した複数組の親子を中ア・木曽駒ケ岳に移送し、野生に返す。国の特別天然記念物で絶滅危惧種のライチョウの野生復帰は、成功すれば国内初になる。信越自然環境事務所(長野市)が専門家らと開いた11日の検討会で、中村浩志・信州大名誉教授は「山へ戻すのは野生復帰の技術の確立など課題が多い。うまくいけば順調に増やすことができ、今年は重要な年になる」と強調した。【武田博仁】

 野生に復帰させるのは、2021年8月に木曽駒ケ岳から両動物園に移した母鳥とひなから今年の繁殖で新たにできる母鳥とひな。雄の成鳥1羽も加える方針で、最多で計三十数羽となる見込み。

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