商業地地価上昇、福岡が2年連続首位 マンション用地奪い合いに

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福岡県内の住宅地で最高価格となった福岡市中央区大濠1=久野洋撮影
福岡県内の住宅地で最高価格となった福岡市中央区大濠1=久野洋撮影

 国土交通省が22日に公表した九州・山口・沖縄9県の公示地価によると、新型コロナウイルス禍で落ち込んだマンション需要の回復に伴い、活発な用地獲得を背景に住宅地は7県で上昇(前年は5県)した。商業地は5県で上昇(前年は3県)しており、特に前年比プラス4・1%の福岡県は2年連続で全国首位だった。

 「大手企業が相場の3倍で競り落とした。もう太刀打ちできない」。福岡市のマンション開発会社の社長は、市街地の土地を巡る入札の激しさに音をあげる。

 コロナ禍で一旦停滞した住宅取引は盛り返している。感染抑止で広い家の需要が高まり、「(広い家は)好立地だと価格が高くてもよく売れる」(不動産鑑定士)。人口増加に伴って地価上昇が続く福岡市では、価格が手ごろな地域で上昇幅が拡大。高止まりしていたエリアでも再上昇が始まった。住宅地に限らず、商業地でもマンション用に高値の取引が相次ぐ。

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