患者のベッド搬送1人で ロボットが補助 北九州の病院で実証実験
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新型コロナウイルスで医療現場の負担軽減が課題となる中、介助者1人で患者のベッド搬送ができるロボットの実証実験が21日、北九州市八幡東区の市立八幡病院であった。医療用ベッドは通常2人1組で動かすが腰などへの負荷が大きく、離職の要因の一つとなっている。試作した医療関連機器の開発・製造会社「リーフ」(小倉北区)は病院の協力を得て早期の実用化を目指す。
試作機は高さ95センチ、横45センチ、奥行42センチで重さ約50キロ。バッテリーとモーターを内蔵し、医療用ベッドの枠を持ち上げながら看護師の移動を補助する。ベッドは患者と医療機器を合わせると約300キロに達するが、ロボット使用で動かし始める時に必要な力が従来の10分の1程度で済むなど、介助者1人で対応可能になるという。
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