後半国会、対決法案乏しく 参院選にらみ、はや歳出圧力

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参院本会議で2022年度予算の投票を見守る岸田文雄首相(奥中央)=国会内で22日、竹内幹撮影
参院本会議で2022年度予算の投票を見守る岸田文雄首相(奥中央)=国会内で22日、竹内幹撮影

 2022年度当初予算が22日成立し、通常国会は後半に入る。一般会計の歳出規模は過去最大で、国債の発行残高は21年度末に1000兆円を超える見通しだが、与野党の視線は既に7月に想定される参院選に向いている。当初予算の成立前から、物価高対策を名目にした追加の経済対策や補正予算の議論が盛り上がる異例の展開だ。

 「国民からも批判が大きいことは理解しているのか」。立憲民主党の福山哲郎氏は22日の参院予算委員会で、年金生活者への支援策として、自民、公明両党が提案し、政府が検討中の「一律5000円給付案」を非難した。岸田文雄首相は「参院選前の露骨なバラマキだ」「高齢者ばかり優遇して不公平だ」などの批判が多いことを踏まえ、「さまざまな意見があることは承知している。必要かどうかよく検討していきたい」と説明したが、…

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