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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「ふるさとの文化」エゴマ、秩父で守る 福島から農園移し栽培

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2011年からエゴマを栽培する農地に立つ矢島繁さん=埼玉県秩父市で2022年3月12日午後3時半、山田研撮影
2011年からエゴマを栽培する農地に立つ矢島繁さん=埼玉県秩父市で2022年3月12日午後3時半、山田研撮影

 東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県田村市都路(みやこじ)地区から200キロ以上離れた埼玉県秩父市に農園を移し、エゴマ栽培を続ける経営者がいる。「モリシゲ物産」(さいたま市北区)会長の矢島繁さん(72)。「エゴマは中山間地に残る文化」との思いを胸に、秩父だけでなく福島などの生産者と栽培契約を交わして増産を図る。【山田研】

 東日本大震災と原発事故から9日後の2011年3月20日。矢島さんは事故発生後初めて阿武隈高地にある自社農園を訪れた。原発の西19・5キロ。国は農園を含む原発の半径20キロ圏内に「避難指示」を出していた。

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【東日本大震災】

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