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出雲市の飯塚俊之市長は25日、市議会全員協議会で、中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句)の再稼働を事前了解権の締結などの条件付きで容認すると表明した。すでに市議会は稼働を事実上容認。飯塚市長の表明に先立って開かれた市議会3月定例会本会議で、再稼働の是非を問う住民投票の実施を求めた条例案は賛成少数で否決された。市は月内にも県に回答したいとしている。【小坂春乃】
住民投票は市民団体「どうする島根原発? みんなで決める出雲の会」が飯塚市長に直接請求。採決を前に、議員らが「選挙で選ばれた議員や市長が判断すべきだというのはおごりだ」「集まった(署名)8849筆は重く受け止めるが、保留票が反対票だと見なされてしまう」などとそれぞれの立場で意見を述べた。採決には29人が参加。賛成5人、反対24人で住民投票は実施されないことになった。
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