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<do-ki>
春の風景を彩る植物のひとつ、シロツメクサ。三つ葉の群れの中に四つ葉のクローバーを探したことのある人もいると思う。
古くからなじみのある植物だが、世界の都市で同じように進化を遂げていると知って驚いた。
今月、米サイエンス誌に公表された国際共同研究の成果で、地球規模で都市化が生物進化に与える影響を考える上で興味深い。
カナダの研究者が率いるこのプロジェクト、注目するのはシロツメクサが生成するシアン化水素だ。ナメクジやカタツムリなど植物を食べる植食者(しょくしょくしゃ)にとっては「毒」。だからシロツメクサにとっては身を守る防衛手段となる。
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