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栃木県那須町の茶臼岳で2017年3月、登山講習中に県立大田原高校の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故の追悼式が26日、同校であった。27日で事故から5年。校内には遺族の要望で「那須雪崩事故を忘れない」と刻まれた慰霊碑が建てられ、遺族らが献花し犠牲者の冥福を祈った。
追悼式はこれまで現場近くで開かれてきたが、碑の完成に合わせ、初めて同校で催された。遺族や学校関係者ら52人が参加した。
式では、2年だった三男の鏑木悠輔さん(当時17歳)を亡くした母恵理さん(54)が遺族代表として碑の前で死亡した8人の名前を読み上げ「悠輔と一緒に過ごした17年間はとても幸せだった。あなたたち8人はずっと家族にとって、いとしさがあふれる大切な宝物です」と声を震わせた。
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