東日本大震災

福島の復興住宅、住民らの声を 歌と語りCD化

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
CDに収録する思い出の曲を歌い、自宅で録音する住民の女性(左から2人目)=福島県いわき市で、アサダワタルさん提供
CDに収録する思い出の曲を歌い、自宅で録音する住民の女性(左から2人目)=福島県いわき市で、アサダワタルさん提供

 東京電力福島第1原発事故から避難し、福島県いわき市の復興住宅で暮らす住民の歌と語りが収められたCD「福島ソングスケイプ」が発売された。音楽を通じて住民たちと交流してきたアーティストで文筆家のアサダワタルさんが中心となって制作。住民の声からは、復興住宅で暮らす人々の等身大の姿が浮かび上がる。

 CDには、同市の復興住宅「下神白(しもかじろ)団地」で生活する60代から90代の住民9人の歌声を収録。そのうち6人がそれぞれ選曲した「青い山脈」や「君といつまでも」「愛燦燦(さんさん)」などの思い出の一曲と、語りが収められている。住民…

この記事は有料記事です。

残り397文字(全文661文字)

あわせて読みたい

ニュース特集