宇治茶、知られざる健康促進効果 機能性の高さ、研究者が発表 宇治 /京都

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宇治茶の健康促進効果について発表する研究者=京都府宇治市宇治折居の宇治茶会館で、鈴木健太郎撮影
宇治茶の健康促進効果について発表する研究者=京都府宇治市宇治折居の宇治茶会館で、鈴木健太郎撮影

 覆いをした茶園で自然に育ち、手摘みされる宇治の高品質抹茶の持つ健康促進効果を解き明かす「宇治茶と健康セミナー」(府、府茶業会議所主催)が22日、宇治市の宇治茶会館であった。一般募集の約230人がオンライン視聴する中、研究者4人が研究発表した。

 府茶業研究所と府茶業会議所などは2019年に「宇治茶機能性コンソーシアム(共同事業体)」を結成。機能性食品としての消費拡大に向け、宇治茶が健康に好影響を及ぼす科学的根拠を探るため、京都工芸繊維大、府立大、府立医大と研究を進めてきた。

 セミナーでは府立医大の濵口(はまぐち)真英・学内講師が、抹茶を一定期間食べさせたマウスでは、腸内フローラ(微生物叢(そう))で動脈硬化を抑える物質を発生させる力が増加したと報告。同大の的場聖明教授は、高品質抹茶を3カ月飲んだ人間の血管中で善玉コレステロールの増加と肌組織のきめ細やかさの改善が見られたと発表した。

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