「みんな敵だった」 闇バイトに手を染めた青年は出頭をためらった

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ユウタが出頭直前に訪れたバスターミナル「バスタ新宿」。高速バスを見ながら、大阪に帰るか逃げるか迷い続けた=東京都新宿区で2022年3月4日午後3時7分、春増翔太撮影
ユウタが出頭直前に訪れたバスターミナル「バスタ新宿」。高速バスを見ながら、大阪に帰るか逃げるか迷い続けた=東京都新宿区で2022年3月4日午後3時7分、春増翔太撮影

 高層ビルが林立し、ネオンきらめく東京・新宿。2020年秋、ユウタ(仮名、21歳)は雑踏を独りさまよっていた。

 非行少年だった自分を受け入れてくれた大阪の「父親」のもとを抜け出してから4カ月。インターネットカフェで寝泊まりを繰り返すうち、恐怖に耐えられずパニックになった。気づいた時には電話をかけていた。頼れるのは、一度裏切った親代わりの男性しかいなかった。

 「僕いま新宿にいるんですけど、有名人なんです」

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