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18歳成人

成人年齢が18歳に引き下げられます。自らの生き方を選択できるようになる一方、大人としての責任も求められます。

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「18歳成人」の意味は

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広井多鶴子 実践女子大教授
広井多鶴子 実践女子大教授

 成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が4月1日から施行される。若者の社会参加を促すのが狙いだが、消費者トラブルの増加が懸念されている。一方で、両親への依存など若者の未熟化の指摘も根強い。「成人」にはどんな意味があるのか。「大人になる」とはどのようなことなのか考えた。【聞き手・鈴木直】

成熟でなく「大人の始まり」に 広井多鶴子・実践女子大教授

 1896(明治29)年制定の民法が満20歳を「成年」と定めて以来、20歳になればみな精神的に成熟した大人になるかのように考えられてきた。

 しかし、成年制度は法的な「擬制」(フィクション)ともいうべきものだ。成人年齢に達すれば誰でも精神的に成熟するわけでも、大人の自覚が生まれるわけでもない。これらは、制度が作り出した規範・幻想だ。

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【18歳成人】

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