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イスラエルの商都テルアビブ近郊で29日夜、パレスチナ人(アラブ人)によるテロ事件があり、5人が殺害された。イスラエルでは過去8日間でアラブ人が3件のテロを起こし、市民ら11人が死亡。イスラム教徒の宗教心が高まる断食月(ラマダン)を今週末に控える中、緊張が高まっている。
29日の事件は午後8時ごろ発生。イスラエルが占領するヨルダン川西岸ジェニン近郊に住む男(26)が、テルアビブ近郊の路上などで無差別に銃撃し、警察官を含む5人を殺害した。男は警察に射殺された。2013年に武器密輸などの罪で服役していたという。
テロ事件は22、27日に続き3件目。22日は南部ベエルシェバで過激派組織「イスラム国」(IS)の支持者とみられる男がナイフで市民を襲撃し、4人が死亡。27日はイスラエルでアラブ諸国などとの外相会合が開かれている中、北部ハデラでISの支持者の男2人が銃撃事件を起こし、警察官2人が死亡した。
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