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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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新国旗も作製 ロシアを離れた女性、政治への無関心悔い抗議活動

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露のウクライナ侵攻への抗議デモに参加するグルシュコワさん(中央)。「Beautiful Russia of Tomorrow」の旗をモチーフにしたボードを持つ。「ママ、信じて! 敵はプーチン、私じゃない。私に電話をちょうだい」と書かれている=本人提供
露のウクライナ侵攻への抗議デモに参加するグルシュコワさん(中央)。「Beautiful Russia of Tomorrow」の旗をモチーフにしたボードを持つ。「ママ、信じて! 敵はプーチン、私じゃない。私に電話をちょうだい」と書かれている=本人提供

 かつて自由を求めてロシアから外国に移住した女性が、祖国のウクライナ侵攻に抗議の声を上げている。地中海にあるキプロス在住の会社員、アナスタシア・グルシュコワさん(35)だ。ロシアにいた頃は投票に行くこともなく「政治に無関心でした」と言うが、今ではそのことを後悔している。【大野友嘉子/デジタル報道センター】

友人宅に警察 自由がなくなる恐怖

 記者がロシア人の友人に紹介してもらったグルシュコワさんは今回、実名で取材に応じた。事前に送られてきたメールには「ロシアにいる母の安全を守るため、仮名にしてほしい」と書かれていた。しかし、オンラインでの取材時にパソコンの画面越しに対面すると、実名で記事を書いてほしいと告げられた。彼女は「あれから、いろいろと考えたのですが、本名を記事に出さないと、私の声は意味をなさないのではないかと思いました」と語った。

 ロシア出身のグルシュコワさんが、キプロスに移住したのは2015年。「より良い収入を得たかったという理由もありましたが、一番は自由にものが言えなくなる状況が恐ろしくなったからです」

 最初に「恐怖を感じた」のは、…

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【ウクライナ侵攻】

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