トップランナー田母神さん、古里で小学生クラブ設立「福島を活性化」
毎日新聞
2022/3/30 11:00(最終更新 3/30 11:00)
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スポーツで福島県を盛り上げようと、郡山市出身の中距離ランナー、田母神一喜さん(24)が奮闘している。2021年6月の日本陸上競技選手権大会男子800メートルを制した実力者で、昨夏には練習拠点を古里に移した。子ども向け陸上教室を開き、今年2月には陸上大会の企画・運営会社を設立。4月には小学生のクラブチームを発足する。「1人でも多くの人にスポーツの楽しさを広めたい」。競技者とは別の新たな夢を描いている。【磯貝映奈】
県内各地で大雪が降った昨年末。田母神さんは一面真っ白になった鏡石町の陸上競技場で、小学生~高校生と一緒に重たいボールを使ったタグラグビーをしていた。筋力に程良い負荷をかけ、楽しみながら足を鍛えるトレーニングだ。娘と参加した父親は「国内トップクラスの人が丁寧に教えてくれる時間は、お金に換えられない価値がある」と話した。
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