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兵庫県明石市の和田満(67)、宮脇俊夫(61)の両副市長が任期途中で退任する。31日付で後任は決まっていない。市政運営の中心メンバーが一度に退く異例の事態に泉房穂市長は、SDGs推進計画(長期総合計画)の策定を機に「区切りをつけたい」との申し出が2人からあったと説明。両副市長も表向きは「区切り」を理由に挙げる。ただ、幹部職員や議員の多くは市長への不信、不満を募らせて「三くだり半」を突き付けたと受け止めている。
歩道整備のため土地購入を企業と協議した際は、副市長らが交渉をまとめた後で泉市長が方針転換した。企業との信頼関係を損なった形になり、幹部職員は「何でも自分で決めないと気が済まない人。細かなことにまで口を出すので幹部職員に権限がないに等しい。調整役が調整できない」と指摘する。泉市長は「ワンマンで、ちゃぶ台返しをする」との声もあがる。
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