音楽や効果音まで表現 「字幕」がもたらすバリアフリーな映画鑑賞

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バリアフリー字幕の制作画面。映像の音声を聞いて文字を起こしていく=東京都渋谷区で2022年3月9日、大垣京佳撮影
バリアフリー字幕の制作画面。映像の音声を聞いて文字を起こしていく=東京都渋谷区で2022年3月9日、大垣京佳撮影

 映画の字幕に種類があるのをご存じだろうか。一つは洋画でセリフのみを表示する「日本語字幕」。もう一つは、「バリアフリー字幕」だ。「爆発音」「ノックする音」といった、音楽や効果音までも文字で表現するバリアフリー字幕は、聴覚に障害があるなど、「映画は字幕派」という人たちにとってなくてはならないものだ。このバリアフリー字幕はどのようにして生まれるのか。作業の現場を訪ねた。【大垣京佳】

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