関係者が語る、仲邑菫の「衝撃的な強さ」 最年少タイトル挑戦権

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囲碁の女流立葵杯準決勝で牛栄子三段と対戦する仲邑菫二段=福島県会津若松市で2021年6月15日、竹内紀臣撮影
囲碁の女流立葵杯準決勝で牛栄子三段と対戦する仲邑菫二段=福島県会津若松市で2021年6月15日、竹内紀臣撮影

 「まさかプロ入りから3年でここまで来るとは」――。仲邑菫二段が31日、史上最年少の13歳0カ月で女流タイトル挑戦権を獲得した。以前から仲邑の強さを知る関係者からも、その成長ぶりに驚きの声が上がっている。

 仲邑は2019年にプロ入りし、1年目は17勝7敗、2年目は21勝17敗だったが、3年目の21年は、史上最年少の12歳2カ月で棋聖戦Cリーグに入ったほか、女流立葵杯で4強入りするなど躍進。43勝18敗の好成績を上げた。

 ナショナルチームのヘッドコーチで、仲邑と練習などで対局することも多いという張栩九段(42)は「ここぞという場面での集中力がすごい。また、ヨミのレベルが高く、勝負どころの感覚が優れている。入段前に打った時もその強さに衝撃を受けたが、その後も順調に成長している」と話す。

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