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お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

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見たことないのに似ているヌーの鳴き声 江戸家小猫さん、猫八襲名へ

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指笛を使ってウグイスの鳴きまねをする江戸家小猫さん=高知県香南市野市町大谷の県立のいち動物公園で2016年5月4日午前11時37分、柴山雄太撮影
指笛を使ってウグイスの鳴きまねをする江戸家小猫さん=高知県香南市野市町大谷の県立のいち動物公園で2016年5月4日午前11時37分、柴山雄太撮影

 江戸家猫八といえば、動物ものまね芸。あなたはどの猫八師匠を思い起こすだろう。四代目の長男、江戸家小猫さん(44)が来年3月、五代目猫八を襲名することが1日、落語協会から発表された。これで、初代、三代目、四代目、五代目と猫八が4世代にわたり継承されることになる(二代目は後の漫談家、木下華声)。

 落語好きにとっても初代はなじみが薄いかもしれないが、三代目、四代目の猫八はご記憶の方も多いだろう。

 三代目(2001年死去、80歳)は初代の6男。ご年輩の方なら三遊亭小金馬(現・金翁)、一龍斎貞鳳と共演した「お笑い三人組」(NHK)をご記憶に違いない。時代劇ファンなら「鬼平犯科帳」で中村吉右衛門の鬼平を助ける密偵、相模の彦十役でおなじみ。娘の江戸家まねき猫さんも軍鶏(しゃも)鍋屋、五鉄のおとき役で共演していた。

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