連載

ルポルタージュ

「事件は社会を映す鏡」と言われます。記者たちが現場を歩き、事件のささやきに耳を澄まします。

連載一覧

ルポルタージュ

事件はささやく 21歳、「闇バイト」に手を染め(その1) アプリ指示で知らぬ青年と強盗

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 2020年秋、東京にある国内最大級のバスターミナル「バスタ新宿」。東北や関西へ向かう高速バスが行き交うのを見ながら、ユウタ(仮名、21歳)は答えの出ない自問を繰り返していた。「大阪へ戻るか、遠くへ逃げるか……」。民家に押し入って金品を奪ったうえ、住人に大けがをさせる事件を起こし、当てのない逃亡生活を続けていた。

 ネット交流サービス(SNS)には、高額の報酬をうたって犯罪に誘う投稿が今も次々と見つかる。そんな「闇バイト」に手を染め、強盗事件を起こした2人の青年がいる。本人からの手紙や公判での供述、周囲の証言から、彼らの歩みをたどった。

この記事は有料記事です。

残り952文字(全文1222文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集