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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ゼレンスキー大統領、国連演説へ ロシア軍の「戦争犯罪」訴え

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ウクライナ情勢を巡り開かれた国連安全保障理事会=2022年4月5日、ロイター
ウクライナ情勢を巡り開かれた国連安全保障理事会=2022年4月5日、ロイター

 国連安全保障理事会は5日午前(日本時間5日深夜)、ウクライナ情勢をめぐる公開会合を開き、ロシア軍による民間人の虐殺が起きた疑いがある首都キーウ(キエフ)郊外ブチャの状況などを話し合った。現地を視察したウクライナのゼレンスキー大統領もオンラインで参加し、露軍による「戦争犯罪」を糾弾。国連安保理が機能不全に陥っているとして、改革を訴えた。

 会合では冒頭、国連のグテレス事務総長が演説し、ブチャの状況について「説明責任が果たされる独立した調査」を求めた。その上で「安保理が分裂し、ウクライナだけでなく、世界の平和と安全に対する脅威に対処できなくなっているのは非常に遺憾。戦争終結に向け安保理が全力を尽くすことを求める」と述べた。

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【ウクライナ侵攻】

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