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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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仕事探しや日本語教育 ウクライナ避難民、受け入れる行政も手探り

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日本に到着し、荷物を持って移動するウクライナからの避難民ら=羽田空港で2022年4月5日午後2時46分、長谷川直亮撮影
日本に到着し、荷物を持って移動するウクライナからの避難民ら=羽田空港で2022年4月5日午後2時46分、長谷川直亮撮影

 ウクライナからの避難民20人が5日、政府専用機で日本に到着した。これまで400人を超える避難民が日本にいる親族などを頼りに来日したが、今回は身寄りのない人も少なくない。入国後の仕事探しや日本語の教育など課題は多く、受け入れる行政側も手探りが続く。

公営住宅や一時金 臨時採用も検討

 5日午後2時半すぎ。政府専用機で羽田空港に到着した避難民は緊張した面持ちで入国審査に向かった。20人のうち15人は女性で、大きなリュックを背負った小さな子どもの姿もあった。新型コロナウイルスの陰性確認後、日本に知人がいる人は公共交通機関などで受け入れ先に向かったが、身寄りのない人は一時滞在先となるホテルに移動し、受け入れる自治体が決まるまで待機する予定だ。

 今回の避難民について、東京都や神奈川県など複数の自治体が受け入れを表明している。

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【ウクライナ侵攻】

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