連載

論点

ニュースをそれぞれ立場を異にする専門家や識者らが意見を交わします。

連載一覧

論点

新型コロナ 第6波までの教訓

  • コメント
  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 新型コロナウイルスの感染拡大による最初の緊急事態宣言から、7日で丸2年を迎える。「第6波」のピークは越えたものの、変異株「オミクロン株」より感染力が強いとされる派生型への置き換わりとともに、リバウンド(感染再拡大)の兆しもある。第6波までの教訓と、感染を巡る「出口戦略」のビジョンを識者に聞いた。

予測不能の変異、警戒が必要 押谷仁・東北大大学院教授

 英国の研究チームが2月に公開したリポートで、今後も新型コロナウイルス感染症の流行が起きると予測し、要因として「ウイルスの変異」「免疫の減衰」などを挙げた。インフルエンザで数十年に1回しか起こらないような大きな遺伝子変異が、新型コロナウイルスでは数カ月ごとに起きている。次にどう変異するかは予測不能で、警戒を解くのは時期尚早だ。

この記事は有料記事です。

残り4101文字(全文4440文字)

コメント

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集