春の新聞週間 ウクライナ侵攻 日本の報道機関、役割は 町田幸彦・東洋英和女学院大教授

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町田幸彦・東洋英和女学院大教授=東京都千代田区の毎日新聞東京本社で2022年3月、手塚耕一郎撮影
町田幸彦・東洋英和女学院大教授=東京都千代田区の毎日新聞東京本社で2022年3月、手塚耕一郎撮影

激動の世界、多様な視点で

 ロシアによるウクライナ侵攻は第二次大戦後、最大の危機とも言われ、戦時下でいかに正確な情報を伝えるかが課題になっている。ロシア・東欧の報道に長く携わり、事情に詳しい町田幸彦・東洋英和女学院大教授(65)に新聞の果たすべき役割を聞いた。【聞き手・青島顕】

ロシアでの取材継続が重要

 ――戦争を報道するうえで留意すべきことは。

 さまざまな情報の吟味が今まで以上に重要になっている。プロパガンダと言われているロシアの官製メディアも対象から外すことなく精査し、変化の兆しを読み解くことが大切だ。間違った「事実」の宣伝や主張にも、彼らにとっては「真実」にしたいと信じるものがあり、彼らの意図を分析したうえで伝えることが必要だ。取り沙汰されている戦術核兵器の使用も、ロシアが選択肢の一つにしていることは間違いないだろう。従来は核大国が…

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