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阪神大震災で被災した神戸市在住の1級建築士、曺弘利(チョホンリ)さん(68)が、福島県双葉町で「双葉町『まちの記録』百景プロジェクト」を東日本大震災11年を機に始めた。同町は東京電力福島第1原発事故に伴い、今も唯一、全町避難が続く。変わりゆく町並みや消えゆく建物をスケッチ画に記録し、後世に伝える取り組みだ。曺さんは「被災前の町を心にとどめる作業は、未来の町づくりへの設計図」と語る。
曺さんは1995年1月、阪神大震災で事務所を失うなど被災。その後、NGO「国境なき災害支援隊」(同市長田区)を発足させた。新潟県中越地震(2004年)や東日本大震災などの被災地でボランティア活動をする傍ら、風景やそこに生きる人々をスケッチし、現地に送る活動もしてきた。
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