朝日新聞記者を懲戒処分 安倍氏取材の雑誌社に誌面見せるよう要求

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
朝日新聞東京本社=東京都中央区で2019年5月16日、曽根田和久撮影
朝日新聞東京本社=東京都中央区で2019年5月16日、曽根田和久撮影

 朝日新聞社は、編集委員の峯村健司記者(47)が安倍晋三元首相にインタビューした雑誌社に対し、発売前に誌面を見せるよう求めたとして、停職1カ月の懲戒処分とすることを決めた。同社が7日付の紙面で明らかにした。編集委員の職も解くという。

 同社によると、週刊ダイヤモンド編集部が3月9日に外交や安全保障をテーマにしたインタビューを安倍元首相に実施。翌日、峯村記者が副編集長の携帯電話に連絡し、「安倍(元)総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」「とりあえず、ゲラ(誌面)を見せてください」などと要求した。しかし、副編集長が断ったため、峯村記者は安倍元首相の事務所とやりとりするように伝えたという。記事は3月26日号(3月22日発売)に掲載された。

 その後、ダイヤモンド編集部から「威圧的な言動で社員に強い精神的ストレスをもたらした」と抗議を受け、朝日新聞が調査を実施した。峯村記者は「安倍氏から取材に対して不安があると聞き、副編集長が知人だったことから個人的にアドバイスした。私が安倍氏の顧問をしている事実はない」と説明。また、「安倍氏とは6年ほど前に知人を介して知り合った。友人の一人として、外交や安全保障について話をしていた。安倍氏への取材を…

この記事は有料記事です。

残り538文字(全文1075文字)

あわせて読みたい

ニュース特集