トンガ沖噴火 潮位変化の原因は「ラム波」 ほぼ音速で日本到達

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気象衛星「ひまわり」で観測された気圧の波(右上から左下にかけての弧のような筋)=気象庁提供
気象衛星「ひまわり」で観測された気圧の波(右上から左下にかけての弧のような筋)=気象庁提供

 気象庁は7日、南太平洋のトンガ沖で1月に発生した海底火山噴火による潮位上昇のメカニズムについて報告書をまとめた。通常の津波の到達予想時刻より数時間早く日本付近で潮位変化をもたらした要因を、大規模噴火時に発生することがある気圧の波で、音速に近い速度で伝わる「ラム波」によるものと結論づけた。気圧の波は通常の津波とは異なる仕組みで潮位上昇を引き起こす。気象庁は大規模噴火に伴う情報発信の際、ラム波の速度を参考にした津波の到達予想時刻を公表することを決めた。

 報告書は、火山や地震の専門家らでつくる「津波予測技術に関する勉強会」(座長=佐竹健治・東京大地震研究所教授)がまとめた。

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