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藤子不二雄Aさん、描いた人間の心の裏側 漫画の力で社交性開花

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インタビューに答える藤子不二雄Ⓐさん=東京都新宿区で2006年6月9日午後1時20分、小出洋平撮影
インタビューに答える藤子不二雄Ⓐさん=東京都新宿区で2006年6月9日午後1時20分、小出洋平撮影

 人気漫画「怪物くん」やブラックな笑いの「笑ゥせぇるすまん」などで知られる漫画家、藤子不二雄A(ふじこ・ふじお・えー、本名・安孫子素雄=あびこ・もとお)さんが亡くなった。

   ◇

 「何でも面白がることが、非常に大事です」

 毎朝、自宅から電車で事務所に出勤していたが、その道中の時間ですらとても楽しいのだそうだ。子供の頃、対人赤面症だったというが、コンプレックスを逆手にとってバネにしたかのようにゴルフ、マージャン、飲み会など友人、知人と大いに遊んだ。パーティーにこまめに顔を出す社交性は誰もが認めるところ。相棒の藤子・F・不二雄さんは、ナイーブで健康に気を使う。この正反対のタイプの二人で「藤子不二雄」だったのだ。

 先頭に立つたちではないが、漫画界のために声を上げる役目を担ったことも。2003年、レンタル店の隆盛に対し出版文化を守るため、レンタル時の許諾料支払いを求める貸与権連絡協議会の代表も務めた。最年長で「やむを得ず」と説明したが、「読者と作者の1対1の関係を大切にしたい」との思いからだ。

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