観光消費額 20年より減 調査報告書 コロナ影響続く 彦根 /滋賀

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3年ぶりにぼんぼりも登場し、花見客でにぎわう彦根城周辺。本格的な観光復活が待ち望まれている=滋賀県彦根市金亀町で、伊藤信司撮影
3年ぶりにぼんぼりも登場し、花見客でにぎわう彦根城周辺。本格的な観光復活が待ち望まれている=滋賀県彦根市金亀町で、伊藤信司撮影

 2021年の彦根市内の観光について、滋賀大経済学部の横山幸司教授らが報告書をまとめた。新型コロナウイルスの影響が続き、観光消費額、経済波及効果などはコロナ禍が始まった20年に比べてもさらに落ち込んだ。【伊藤信司】

 県統計や国宝・彦根城周辺で実施した観光客アンケート(1093人分)などを基に各種データを推計した。観光客数は前年と同じ90万人。一方、観光消費額は67億円(前年比15%減)▽雇用効果は476人(同28%減)▽経済波及効果は88億円(同40%減)――で、いずれも07年の調査開始以来最少だった。

 1人あたりの観光消費額は、日帰り客が3130円(同22%減)。一方、宿泊客が2万466円(同8%増)で、新型コロナの感染拡大により政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」の停止により、宿泊費支出が増加したことが要因とみられる。駐車台数は、観光バスなど大型車が1355台(同34%減)、普通車が13万1000台(同1・7%減)で、団体旅行の不振がうかがえる。来訪者の居住地は、近畿が46%▽東海28%…

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