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ロックダウンなのに食料配給なし 上海居住の日本人、不安な日々

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ロックダウンされた上海の住宅街で、防護服姿で犬を散歩させる人=2022年4月3日、ロイター
ロックダウンされた上海の住宅街で、防護服姿で犬を散歩させる人=2022年4月3日、ロイター

 新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が続く中国・上海市で、居住する群馬県関係者も対応に苦慮している。県上海事務所の土橋徹所長は1日以降、食料など生活物資の配給が一度もないまま外出制限が続いている。

 土橋所長が暮らす市西部は日本人が多く住む地域で、小さい子どもがいる他の日本人家庭も同様の生活を強いられているという。土橋所長は取材に「部屋からは一歩も出られない。いつまで続くか分からない不安があり、運動不足も気になる」と答えた。

 土橋所長の場合は封鎖前に米10キロや冷凍水ギョーザ6袋、野菜などを購入した。ただ、米を1日1合(約150グラム)使用しているため、封鎖が長引けば生活にも支障が出かねない。県関係者は「いつまでも米で食いつなぐわけにいかないだろう」と早期の解除を期待している。

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