空海ゆかり「圓山辨天」守りたい 社殿修繕、和歌山の住民らCF

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修繕が計画されている圓山辨天=和歌山県高野町高野山で、藤原弘撮影
修繕が計画されている圓山辨天=和歌山県高野町高野山で、藤原弘撮影

 空海ゆかりの場所を守りたい――。社殿が朽ち、土台の石積みも崩れる恐れのある和歌山県高野町の「圓山辨天(まるやまべんてん)」を修繕しようと、地域住民でつくる団体「圓山辨天講」がクラウドファンディング(CF)で資金を募っている。【藤原弘】

 社殿の維持管理、秋祭りの運営を担ってきたが、新型コロナウイルスの影響で寄付集めの難しい状況がある。高齢化、人口減少により、祭りの参加者も減ってきていたといい、メンバーのプロパンガス販売会社社長、西山祐司さん(62)は「この機会に高野山以外の人にも圓山辨天のことを知ってもらえたら」と話す。

 団体によると、社殿は春日造りで、屋根は銅板葺(ぶ)き。風雨で銅板下の屋根の板などが腐朽してきている。また、土台の石積みは近くから張り出したスギの根の影響などを受けている。1925年(大正14年)に修理が行われたとの記録があるという。地元宮大工が使える木材を再利用しながら修繕したり、土台を積み直したりし、秋祭りが予定されている11月までに修理を終える計画だ。費用は約600万円を見込み、半分ほどのめ…

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