小平奈緒が10月で引退 平昌五輪で金メダル スピードスケート

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
10月のレースで引退することを発表したスピードスケートの小平奈緒選手=長野市内で2022年4月12日午後2時26分、北山夏帆撮影
10月のレースで引退することを発表したスピードスケートの小平奈緒選手=長野市内で2022年4月12日午後2時26分、北山夏帆撮影

 2018年平昌冬季オリンピックのスピードスケート女子500メートル金メダリスト、小平奈緒選手(35)=相沢病院=が12日、長野市内で記者会見し、10月の全日本距離別選手権を最後に現役を引退する意向を明らかにした。小平選手は時折声を詰まらせながら「育ててもらった信州でもう一度レースをしたい。まだトレーニングをすれば世界と戦える気持ちはある。スケートだけで人生を終わらせたくはない。スケートは人生を豊かにする一ページ。ゴールテープを切った後も人生は続く」と語った。

 スピードスケートで日本の女子選手初の金メダルに輝いた小平選手は、連覇を狙った2月の北京五輪はけがの影響もあり、振るわなかった。

この記事は有料記事です。

残り458文字(全文754文字)

あわせて読みたい

ニュース特集