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八神純子の雨がやんだら

八神さんが日常にふと感じたこと、分かち合いたいことをつづります。

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八神純子の雨がやんだら

塵も積もれば山となる /愛知

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北海道帯広市のソウルフードという「インデアンカレー」店舗前に立つ筆者
北海道帯広市のソウルフードという「インデアンカレー」店舗前に立つ筆者

 私は居候している実家のごみ出し担当だ。分別をきちんとして、収集車が来る時間までに指定場所に出す。当然のごとく、みんながごみを出すのでまさに山。そこに収集車が乗り付け、目の前から山は消え去るのだが、どうしても私は釈然としない。2019年に、名古屋市環境局が主催する「ごみ非常事態宣言20周年記念イベント」で、ごみ処理量は約4割、埋め立て量は約8割削減できたという報告を聞いていたからだ。

 私は「ごみを増やさないぞ」という意識を持ち続けている。レジ袋が有料化される前からマイバッグを使い、冷蔵庫の食品は食べ残さない、などなど。

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