あふれる、自然慈しむ心 元中学校教諭・村上さんの遺作本刊行 環境保全訴える一冊に 長浜 /滋賀

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「自然の案内人」村上宣雄さんの肖像画(画・藤腹守男さん)を手にする妻尚子さん(右)と、出版された遺作本を持つ長男悟さん=滋賀長浜市役所で、長谷川隆広撮影
「自然の案内人」村上宣雄さんの肖像画(画・藤腹守男さん)を手にする妻尚子さん(右)と、出版された遺作本を持つ長男悟さん=滋賀長浜市役所で、長谷川隆広撮影

タウン誌連載の文章再編集

 「自然の案内人」として知られた元中学校の理科教諭で、一昨年亡くなった長浜市の村上宣雄さんの遺作本「やさしいネイチャーウォッチング―自然を守り育てる仲間づくり」(サンライズ出版)が刊行された。1999年4月から2019年11月までタウン情報誌「長浜み~な」に連載された約80回分の文章を再編集したもので、自然を慈しむ心であふれている。【長谷川隆広】

 村上さんは間質性肺炎を患い、20年2月29日に77歳で逝去した。19年1月に大きく体調を崩し、以来、日に日にやせ細っていく闘病生活だった。同年夏前、思うところがあったのか、村上さんから出版社に「連載をまとめて本にしたい」と申し出があった。その秋には入稿され、12月末に初校が出た。村上さんは自宅や病院のベッドで亡くなる1週間ほど前まで初校を確認していたという。刊行を見ることはかなわなかったが、確認…

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