特集

ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

特集一覧

ウクライナ危機は経済に何をもたらすか トリシェ元ECB総裁に聞く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
インタビューに応じる元ECB総裁のトリシェ氏=パリで2022年3月29日、横山三加子撮影
インタビューに応じる元ECB総裁のトリシェ氏=パリで2022年3月29日、横山三加子撮影

 ロシアのウクライナ侵攻は、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた世界経済の新たなリスクとなっている。金融政策や環境政策にどのような影響をもたらすのか。2003~11年に欧州中央銀行(ECB)総裁を務め、リーマン・ショックやユーロ危機への対応にあたったジャンクロード・トリシェ氏(79)に聞いた。

影響はインフレ以外にも

 ――ロシアによるウクライナ侵攻が世界経済に与える影響は。

 ◆ウクライナ危機は、コロナ禍で国際的に経済の脆弱(ぜいじゃく)性が非常に高まっているタイミングで起き、世界経済をさらに不安定にしています。石油や天然ガス、食料などの価格上昇はインフレを招き、消費に大きな打撃を与え各国の経済成長の足かせとなります。特に地理的に近い欧州は他の地域よりも大きな打撃を受けるでしょう。…

この記事は有料記事です。

残り1881文字(全文2223文字)

【ウクライナ侵攻】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集