全部過疎の町「指定でもメリット大きい」 目指すは「一流の田舎」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
東彼杵町の魅力発信のため、茶畑をドローンで撮影する「地域おこし協力隊」の森島さん=東彼杵町で2022年4月5日午後3時13分、中山敦貴撮影
東彼杵町の魅力発信のため、茶畑をドローンで撮影する「地域おこし協力隊」の森島さん=東彼杵町で2022年4月5日午後3時13分、中山敦貴撮影

 総務省が人口減少率や財政力の法的基準に基づいて指定した「過疎地域」を1日公示し、長崎県内では21市町の7割超に当たる15市町が指定された。2020年国勢調査での人口減少などを受けて町全体が過疎要件に該当する「全部過疎」に指定された東彼杵(ひがしそのぎ)町を歩いた。【中山敦貴】

 人口約7600人の同町は全国茶品評会で日本一に輝いたこともある「そのぎ茶」の産地。茶畑が広がる山あいで森島剛さん(54)がドローンを飛ばし、上空から動画を撮影していた。森島さんは大手電機メーカーなどに勤務していたが、町が募集した「地域おこし協力隊」として2021年12月に川崎市から移住。動画を協力隊のフェイスブックで公開したり、町と協力して移住者向けのパンフレットを作ったりしている。

 森島さんは「小さな町だが町民は幸せそうで、ご長寿が多い。自然の中にとけ込み、電力などのエネルギーをほどほどに使った暮らしが魅力的。町には豊かな自然と歴史がある。地元の人も気付いていない観光資源を発信していきたい」と話す。

この記事は有料記事です。

残り805文字(全文1249文字)

あわせて読みたい

ニュース特集