島根原発2号機再稼働 県議会が事実上容認 5月議会で正式決定へ /島根

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島根県議会島根原発対策特別委員会で議論に臨む委員ら=松江市で、目野創撮影
島根県議会島根原発対策特別委員会で議論に臨む委員ら=松江市で、目野創撮影

 中国電力が再稼働を目指す島根原発2号機(松江市)について、島根県議会島根原発対策特別委員会(中村芳信委員長)は13日、賛成多数で再稼働を容認することを決めた。今後は委員長報告をとりまとめ、県議会5月定例本会議で改めて採決され、正式決定する見通し。事実上、県議会が容認したことで、再稼働に向けた地元の手続きはまた一歩、進んだ形となった。【目野創、松原隼斗】

 同特別委は田中八洲男議長を除く全県議33人で構成される。この日、県の担当者が3月末までに島根原発が立地する松江市のほか、30キロ圏内の島根県の出雲、安来、雲南の各市と鳥取県、同県米子、境港両市の周辺6自治体が同意した状況を改めて説明した。

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