線路転落5秒で検知 JR西が新システム
毎日新聞
2022/4/14 大阪朝刊
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JR西日本は13日、ホームから転落した乗客をセンサーが検知し、ランプを点滅させて運転士に知らせるシステムを開発したと発表した。検知から点滅まで約5秒。運転士が気付くまでの時間を大幅に短縮することで衝突を防ぐ狙い。同様のシステムは全国初で、6月以降、京阪神でホームドアが未設置の駅に順次導入していく計画だ。
JR西によると、センサーはホームの天井に複数設置。コンピューターが「人の転落」と判定すると、ホームの端にある「非常報知灯」が自動で点滅し、運転士に危険を知らせる仕組みだ。ブレーキは運転士が手動で操作する。
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