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2014年から建て替え工事を進めていた百貨店の阪神梅田本店(大阪市北区)が、地下1階の食品売り場「阪神食品館」のリニューアルを最後に、全面開業した。「食の阪神」を象徴するデパ地下をどのように変えたのか。地下鉄やJRなど各駅に近い好立地と広い売り場面積を生かし、幅広い世代の買い物客を取り込もうとした売り場づくりがポイントだ。
西側の出入り口そばに、「コンビニデリカ」を新たに設けた。魚の煮付けやギョーザなど店舗ごとに小分けされた総菜や弁当が並ぶ一角で、スーツ姿の通勤客や主婦、親子連れらが商品を手に足早にレジに向かう姿が見られた。他店からの立ち寄り客らも含め、時間をかけずに買い物ができるように工夫したもので、「並ぶのが大変」「量り売りは買うだけで5分かかる」といった客の意見を踏まえた。東西の出入り口付近にはパン店を置いた…
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