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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ロシアの未来? 国際的孤立を招いたミャンマーの「いま」

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クーデター後、食用油や日用品などの卸売価格がそろって上昇したと話す商店主の男性(右)=ミャンマー・ヤンゴンで2022年2月8日、高木香奈撮影
クーデター後、食用油や日用品などの卸売価格がそろって上昇したと話す商店主の男性(右)=ミャンマー・ヤンゴンで2022年2月8日、高木香奈撮影

 ウクライナ侵攻に伴う米欧からの経済制裁で、ロシア経済の混乱が深まっている。実はアジアにも、ロシアと同じく国際的な孤立から、国内経済の低迷にあえぐ国がある。クーデターで国軍が全権を掌握したミャンマーだ。ミャンマーの現状は、ロシアの今後を占う「鏡」といえるかもしれない。

異例の政策「外貨は強制両替」

 「給料を受け取るたび、不利なレートで両替させられてしまう。一定額はドルで保有できるようにしてほしい」。ミャンマーの最大都市ヤンゴン。給料をドル口座で受け取っている男性船員(38)はミャンマー中央銀行が3日に出した通達に怒りをぶつけた。

 通達は国内居住者の銀行口座に入金された外貨を1営業日以内に現地通貨チャットに両替するよう義務づける内容。通達前から保有していた外貨も両替の対象になるという。中銀は2021年秋、輸出企業に対し獲得した外貨をチャットに両替するよう求める通達を出したばかり。今回の通達で対象が個人にまで拡大された格好だ。

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【ミャンマークーデター】

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