変わる100均 ダイソー、銀座に旗艦店 熱いゾーンは“300円”

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東京・銀座の「ダイソーマロニエゲート銀座店」。300円ショップ2業態とあわせてグローバル旗艦店と位置づけている=東京都中央区で2022年4月13日、増田博樹撮影
東京・銀座の「ダイソーマロニエゲート銀座店」。300円ショップ2業態とあわせてグローバル旗艦店と位置づけている=東京都中央区で2022年4月13日、増田博樹撮影

 100円ショップが高額商品の展開を加速している。価格帯を広げて商品のバリエーションを増やし、新たな顧客を開拓するのが目的だ。また、原材料高や円安などにより、100円商品を従来通り提供することに限界があることも背景にある。2022年度には市場規模が1兆円を超すという観測もあるが、取り巻く環境は厳しい。いかに顧客の支持をつなぎとめ成長を維持するか。コロナ禍に加えウクライナ侵攻で逆風が強まる22年度は、各社の戦略が例年以上に問われる1年になりそうだ。(記事中の価格は税抜き価格)【増田博樹】

 「DAISO(ダイソー)」を展開する最大手の大創産業(東広島市)は15日、東京・銀座の商業施設「マロニエゲート銀座2」に「グローバル旗艦店」をオープンした。銀座エリアの出店は初めてで、主力のダイソーと同じフロアに300円ショップ2業態が並ぶ計3店舗の同時オープンも初の試みとなる。同社が創業50年の年に仕掛けるプロジェクトの一つだ。

 ダイソーの隣に出店するのは、「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ)」。昨年3月、東京・渋谷に1号店がオープンした300円ショップだ。リビング用品や食器、服飾雑貨など2000点を用意。長く使えて飽きが来ないという商品を集めたほか、環境配慮型の商品も目立つ。カテゴリーを超えてカラーや質感を統一し、利用者がコーディネートしやすくしたのが特長だという。どことなく良品計画の「無印良品」に似た印象だ。

 もう一つの店舗が、同じく300円ショップの…

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