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欧州の安全保障に関する国際機関である全欧安保協力機構(OSCE)の専門家グループは13日、ロシア軍によるウクライナへの攻撃が「戦争犯罪にあたる」と認定する暫定報告書を発表した。
報告書の対象は、侵攻が始まった2月24日から4月1日までの事案。「ロシアが国際人道法の義務を尊重していれば、これほど多くの民間人死傷者が出ることはなかった」と指摘し、「調査した事案の多くで露軍による違法行為が確認された」と断定した。
具体的には、3月9日の南東部マリウポリの産科小児科病院への空爆について「攻撃時に病院だと識別可能だった」と指摘し、病院を意図的に狙った攻撃だった可能性に言及した。事前に警告がなかったことなどから戦争犯罪に当たると主張した。
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