「増え方が尋常ではない」オレオレ詐欺 固定電話は「かける」専用に

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鶴見署では4月に公式ツイッターを開設し、若手署員らが詐欺被害抑止に向けた投稿を行う=横浜市鶴見区の鶴見署で4月13日午後4時7分、鈴木悟撮影
鶴見署では4月に公式ツイッターを開設し、若手署員らが詐欺被害抑止に向けた投稿を行う=横浜市鶴見区の鶴見署で4月13日午後4時7分、鈴木悟撮影

 息子や孫ら親族を装って金銭などをだまし取る「オレオレ詐欺」の神奈川県内での被害が急増している。県警によると、2022年1月から3月までの被害額は21年同期比で約4倍にも上った。県警は事態の更なる悪化を食い止めようと、「緊急対策」と銘打った防止策に乗り出した。

 「増え方が尋常ではない」。今年のオレオレ詐欺被害統計の数字を見て、県警幹部がつぶやいた。21年12月ごろから被害が急速に増え始め、22年1~3月の認知件数は、21年の同じ時期と比べて121件多い167件だった。被害額は約4億600万円で、21年の同時期より3億円以上も増加した。

 警察庁によると、親族をかたるオレオレ詐欺の手口は03年から目立つようになり、翌年から統計を取り始めた。全国的にさまざまな対策を講じたこともあり、09年の全国の被害額は統計開始時より140億円近く少ない52億円ほどまで下がった。

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