新選組・近藤勇の甲冑か 富山・国泰寺で発見 山岡鉄舟「寄進」
毎日新聞
2022/4/15 18:55(最終更新 4/15 18:55)
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幕末に活躍した新選組の局長、近藤勇(1834~68)が着用したと伝わるよろいとかぶとが富山県高岡市太田の禅寺「国泰寺」で見つかった。寺の宝物台帳には、書家としても有名な幕臣、山岡鉄舟(1836~88)が寄進したと明記され、調査した学芸員は「当時逆賊とされた近藤を表立って供養できなかったため、徳川家にゆかりのある地方の寺に寄進したのでは」と推測する。
国泰寺は南北朝時代創建と伝わる古刹(こさつ)。江戸時代には、住職が江戸で将軍にあいさつができるほど格式が高く、三代将軍家光から十三代将軍家定まで歴代将軍の位牌(いはい)が安置されるなど徳川家と深いゆかりを持つ。
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