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和歌山県教委は15日、NHKが発注したテレビ中継放送所の工事に伴い、同県高野町の世界遺産・高野参詣道女人道(にょにんみち)に施工業者が無断で土のうを敷き詰め、路肩や階段の一部が破損したと発表した。国史跡を無断で現状変更した文化財保護法違反の疑いがあり、県教委は工事を中止するよう指導。「国や町などと協議して原状復旧を図るとともに、法令に基づき厳正に対処する」としている。
県教委によると、業者は放送所の設備更新に伴う資材運搬のため、史跡指定範囲内で約200メートルにわたって土のうを敷き詰め、その上を走行用ベルトの付いた運搬機を通行させた。路肩や木製の階段の一部が破損しているという。
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