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「ゼロコロナ」政策が裏目 伸び悩む中国経済、広がる打撃

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中国・上海のアパートでは、新型コロナウイルスの感染が広がり、メガホンを使って住民と話をする人の姿が見られた=新華社AP
中国・上海のアパートでは、新型コロナウイルスの感染が広がり、メガホンを使って住民と話をする人の姿が見られた=新華社AP

 中国の景気にブレーキがかかっている。生産や個人消費は回復基調だったが、3月以降に新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、18日に発表された2022年1~3月期の成長率は伸び悩んだ。習近平指導部が進めてきたコロナを徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の現場に迫った。

検査以外はマンションに「缶詰め」

 「みな生き抜くことに必死だ。いつになったら生活は元通りになるのか」。上海市西部に住む日本人駐在員男性(48)が嘆く。

 人口2500万人で中国屈指の経済都市である上海では、3月以降にコロナ感染者が急増した。当局の発表では大部分は無症状だが、検査で「陽性」と判明すれば、感染者の居住地域では外部への移動を原則禁止するロックダウン(都市封鎖)が行われる。男性は4月1日から、PCR検査を受ける以外はマンションの自室から一歩も出られない缶詰め状態が続く。

 在宅勤務を続けながら、夜間にベランダで住民と一緒に歌ったりしてストレス発散に努める日々。最大の悩みは食料の確保だ。ロックダウン前に買いだめした米は余裕があるものの、肉や野菜はほぼ底を突いた。市当局の配給では足りず、…

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