苦境続く中国残留邦人2世 国の支援なく高齢化「今後に不安」

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母カネ子さんのアルバムを手に思い出を振り返る末永玉芳さん(左)と夫の柏林さん。中国出身の柏林さんと来日して40年近くになる=東京都足立区で2022年4月11日午後4時52分、飯田憲撮影
母カネ子さんのアルバムを手に思い出を振り返る末永玉芳さん(左)と夫の柏林さん。中国出身の柏林さんと来日して40年近くになる=東京都足立区で2022年4月11日午後4時52分、飯田憲撮影

 ようやく日本へ帰れた母を支えようと、自分も海を渡った。しかし、その時すでに30~50代。言葉の壁にも悩まされ、高齢となった今、困窮している――。日本に帰国した中国残留邦人の子どもたちが、そんな苦境の中にいる。国の支援制度が少しずつ整えられてきた1世に対し、2世は対象外のためだ。戦争に翻弄(ほんろう)され、「もう一つの母国」で生きてきた2世たち。支援の輪を広げようと、18日には東京の参院議員会館で院内集会が開かれる。

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