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藤井聡太

デビューから無敗のまま歴代最多29連勝を記録した藤井聡太。17歳11カ月でタイトルを獲得した「天才」が築く新時代とは。

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師匠は「藤井キラー」 16歳、最年少の女流棋士 初勝利へ棋力高め

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女流棋士になり、精進を重ねる岩佐美帆子さん=岐阜市の鶯谷高で
女流棋士になり、精進を重ねる岩佐美帆子さん=岐阜市の鶯谷高で

 史上最年少5冠を達成した藤井聡太王将(19)の活躍により、脚光を浴びる将棋界。鶯谷高(岐阜市)2年の岩佐美帆子さん(16)は2月、女流棋士としてプロの仲間入りを果たした。「まだまだ全体的に強くなる必要がある」と初勝利に向けて棋力を高める。

 2人の兄の影響で小学4年の春から柴山芳之さん(64)が主宰する岐阜市内の将棋教室に通い始めた。「将棋を指すこと自体が楽しかった」と月曜を除く週に6回、教室に通い、自分よりも強い中高生たちとの対戦を重ね、約1年後には日本将棋連盟の育成機関「東海研修会」(名古屋市)の門をたたいた。

 2016年の小学生女子将棋名人戦で3位、19年の中学生女子将棋名人戦で準優勝となるなど、全国大会で好成績を収め、21年12月の東海研修会の例会で4連勝して女流棋士になる資格を得た。

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【藤井聡太】

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