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コロナで自宅療養死の父「助かったのでは?」 検証に動いた遺族

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自宅療養中に亡くなった西里昌徳さん(右)。隣は長女優子さん=遺族提供
自宅療養中に亡くなった西里昌徳さん(右)。隣は長女優子さん=遺族提供

 新型コロナウイルスの流行が3年目になるのに、自宅で療養中に死亡するケースが後を絶たない。保健所が軽症と判断したところ容体が急変するなどの例だ。同じ悲劇を繰り返してはならないと、遺族でつくる「自宅放置死遺族会」が医師と弁護士の協力を得て、個々の事例の詳しい検証に乗り出した。

 「父は助かったのではないか。そう感じる気持ちがより一層強くなりました」。昨年8月、さいたま市で自宅療養中に亡くなった西里昌徳さん(当時73歳)の長女優子さん(27)は、検証を通じて現場の医師の視点に触れ、そう思いを語る。

 西里さんの亡くなった直後の記事はこちら

 西里さんは亡くなる5日前、市内の医療機関でPCR検査を受け陽性と判明した。3年前に大動脈解離を患い、持病の高血圧があった。だが市保健所は発熱が37・6度にとどまり、肺炎症状の目安となる血中酸素飽和度が正常な範囲内であるとして軽症と判断した。容体が悪化して妻が保健所に「入院させてほしい」と求めても必要ないとされた。

 検証では…

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